本山炭鉱斜坑
先日、小野田の竜王山麓に住んでるいちさんから写メールが届きました
そこにはまだ見た事のない斜坑の坑口が写っていました
以前、小野田の本山炭鉱斜坑坑口や、本山岬から藪漕ぎをして探した地元の人たちに「ドラキュラの館」と呼ばれている炭鉱遺構をブログにアップした事があるのですが、今朝も小野田の本山まで行ってみました
ソルポニエンテさんの駐車場で待ち合わせ...
砂浜から周防灘を眺めながらオッサン2人、朝食のホットドッグと缶コーヒー
イザ... 探検に〜!
以前は竹と雑草に覆われていた所が綺麗に伐採されて、中から坑口が出てきたんだそうです
何かの工事をされてるようなので、工事中に撤去される可能性が無きにしも...?
今の内に... と、やってきた次第です
4つの坑口はかなり近い所にあって、それぞれ微妙に向きが違います
理由はわかりません
坑口はコンクリートで塞がれてるんだけど、隙間がずれてるところを見ると、閉山の時に塞いだのかもしれません
調べてみると、ここの閉山は昭和38年になっていました
海側に出てみると、船をつけた桟橋の跡?
コンクリート製の線路の枕木?
鉄製の滑車?
黒い石は石炭?
すぐ近くにはJR小野田線の長門本山駅があります
以前はココまで線路が伸びていて、船に石炭を積み込んで出荷していたそうです
折れた木の柱の上に木製の桟橋が架かってたのかもしれません
( あくまでもボクの推測なので間違ってるかもしれません )
海に向かって左の方にも何かの遺構が...
写真ではわかりにくいんだけど、このコンクリートに横に入っている模様のようなものは、木が埋めてあります
レールの跡でもあるとわかりやすいんだけど、これも何目的のものかわかりません
陸側を見ると住宅地の中に銀色の丸いもの2つが見えますか?
そこが公園になっていて、最初に書いた本山炭鉱斜坑坑口がここに保存されています
今日の日の出
歩いてすぐの長門本山駅に行ってみました
7時10分発の電車がやってきた
バス停のような小さいものがこの駅の全体像で、駅舎のようなものはありません
もちろん無人駅
ここで電車が見れるのはラッキー!
この駅に電車が来るのは1日に3回( 7時10分・7時38分・18時37分 )
小野田線の端っこです
以前はここから海まで線路が延びてた事になります
位置関係はだいたいこんな感じかな
丸で囲った所が、公園に保存されてる本山炭鉱斜坑坑口
星印の所が、今回探検した斜坑坑口
赤線が、以前線路があった所です
このまま竹林が奥まで伐採されると、ドラキュラの館の全貌も明らかになるかもしれません
4コメント
2015.10.08 23:52
2015.10.08 11:14
2015.10.05 00:42